文化放送『くにまるジャパン 極』に中原俊明代表弁護士が出演/546回テーマ 「モラハラって何?」編 2019年09月27日

代表の中原です。

今週の『くにまるジャパン極』では、離婚の原因としても取り上げられる「モラハラ」をテーマにお話してきました。
“モラハラ”とはモラルハラスメントのことで、身体的ではなく、精神的・情緒的なレベルで行なわれる継続的ないじめや嫌がらせのことです。暴力は振るわないけれど、精神的に相手を追い詰めるような行為で、例えば、妻にひどい暴言を吐く、人格を否定する、無視する、モノにあたるなどです。中には、気に入らないからといって、反省文を書かされたというケースもあります。妻が夫にするパターンもありますが、この日はラジオをお聴きの女性リスナーからの相談を紹介しながら、夫側のモラハラをお話しました。

相談の内容は、「夫から家事のやり方が気に入らないと、いつも怒鳴られる。誰のお陰で暮せると思ってるんだ!と言われるのも日常茶飯事。私の顔を見てはため息をついたり、不機嫌になったり。一緒に暮らしていてとても辛い。どう対処すればいいか。」…というものですが、これは夫にモラハラの疑いがあります。このような場合、夫が何に怒っているのかをはっきりさせて、妻がそれを直してモラハラを収めようとするケースが多いのですがここに落とし穴があります。実はモラハラは、辛く当たった後、一時的に優しくなるというサイクルがあるのが普通です。そうすると妻は、自分が行動を改めたのでモラハラが止んだ、と考え、ひいてはモラハラの原因を作った自分が悪いと思うようになります。暴言を吐かれても仕方ない、あるいは自分が我慢さえすればいつかは収まる…と耐え忍んでしまうのですが、これでは、根本的な解決にはなりません。

モラハラは常に自分が優位に立とうとする心理が原因とも考えられています。相手を苦しめている…という自覚がないのも特徴です。妻が行動を改めたとしても、次から次へと繰り返し苦しめ続けるのがモラハラです。相手の言う通りにしても、モラハラはなくなりません。本当につらくて仕方がないのであれば、夫との関係を断ち切る。つまり自分の身を守るため、「離婚する」という方法で解決するのも有効な手段の一つです。ただ、モラハラ夫は、なかなか離婚に応じない事が多いです。妻を苦しめている自覚がないので、離婚を切り出されるいわれなどないと考えて、離婚を拒むのです。そのような場合、二人で話し合いでの離婚は難しいですので、ご自分の身を守るため、弁護士と相談して離婚を進めるとよいでしょう。

まずは、弁護士が夫と離婚の交渉を行います。これに応じなければ、調停の手続きを取ります。これは裁判所の中での話し合いです。調停は、ご夫婦での話し合いの延長とお考えください。夫がこれでも応じなければ離婚調停は不成立、裁判となります。ただ、「モラハラ」の基準というのは、法律上はっきりしていないため、妻がものすごく辛くても、離婚が認められない可能性もあります。その場合は、別居という方法があります。ある程度の期間別居していれば、婚姻関係が破綻している…として、離婚が認められ易くなります。ただ、離婚を前提に別居するにしても、生活の問題や、裁判のことなどもありますので、弁護士に相談して適切に進めていくのが良いと思います。モラハラでお悩みの方は、お気軽にホームワンにお電話いただければと思います。

【出演情報】
◇日時
 毎週火曜 9:45~
◇放送局
 文化放送(関東エリア)
◇番組名
 『くにまるジャパン極』
◇コーナー名
 「得々情報 暮らしインフォメーション ホームワン法律相談室」
◇546回テーマ
 「モラハラって何?」
◇出演
 番組パーソナリティ 野村邦丸さん
 番組火曜日パートナー 西川文野さん
 法律事務所ホームワン 中原俊明 代表弁護士

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