モラハラの慰謝料を勝ち取るために

この記事は私が書きました

弁護士 笹森 麻美

弁護士 笹森 麻美(ささもりまみ)

東京弁護士会所属

  • 慶応義塾大学文学部 卒業
  • 慶応義塾大学大学院哲学専攻修士課程 修了
  • 中央大学法科大学院 修了
  • 司法修習(埼玉修習)
  • 弁護士登録
  • プロフィール

モラハラで慰謝料を請求できるのか?

近年、モラルハラスメント(モラハラ)を理由に離婚を考える方が増えています。しかし、モラハラの慰謝料請求は簡単ではありません。裁判において精神的虐待を認定するハードルは高く、多くのケースで加害者側が責任を否定するため、十分な証拠が求められます。

しかし、モラハラは単なる言葉の暴力ではなく、精神的な虐待です。家庭内で行われるモラハラは、時に身体的暴力以上の苦しみを被害者にもたらします。これは職場におけるパワーハラスメントと同様、社会的に重大な問題であり、決して見過ごされるべきではありません。私は弁護士として、依頼者の声に寄り添い、モラハラの慰謝料を正当に勝ち取るために全力で戦います。

モラハラで慰謝料が認められやすいケース

以下のような行為が継続的に行われていた場合、慰謝料が認められる可能性が高まります。

暴言や侮辱

「お前は無価値だ」「誰もお前を愛していない」などの精神的虐待。

無視や隔離

意図的に会話を拒絶し、精神的に追い詰める行為。

過度な支配や監視

行動を制限し、自由を奪うような強制的な支配行為。

人格否定や自尊心の侵害

繰り返し人格を否定する発言や態度。

これらの行為が日常的に続くと、被害者は深刻な精神的ダメージを受け、離婚を決意することになります。その場合、加害者は精神的苦痛を与えた責任を問われ、慰謝料の支払いが認められる可能性が出てきます。

モラハラの立証がカギ

モラハラの慰謝料を勝ち取るためには、証拠の確保が不可欠です。裁判では客観的な証拠が求められるため、以下のようなものを集めることが重要です。

  • メールやLINEのやり取り、録音データ
  • 友人や家族などの目撃証言
  • 精神的苦痛による診療記録や診断書

証拠が揃えば揃うほど、裁判官に精神的虐待を認定させる可能性が高まります。
私たちは、依頼者の状況を丁寧にヒアリングし、適切な証拠の収集と法的戦略を提案します。

モラハラの慰謝料を勝ち取るために、私たちができること

モラハラの慰謝料請求は簡単ではありません。しかし、精神的虐待の実態を明らかにし、適切な証拠を揃え、法的に正しい主張を行えば、慰謝料を勝ち取ることは十分可能です。

私は弁護士として、被害者の皆さまの苦しみに寄り添いながら、正当な権利を守るために全力を尽くします。「モラハラを受けているが、慰謝料が取れるのかわからない」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたの声をしっかり受け止め、最善の解決策をご提案いたします。

ホームワンでは、お客様の状況やご希望に合わせて、来所・電話・オンラインでのご相談を承っております。
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