粘り強い交渉で慰謝料・財産分与を獲得し、早期に離婚成立。

財産分与

ご相談者の方は、結婚後、夫から暴力があり、一時期は離婚も視野にいれたものの、その後、お互いに話し合い、結婚生活を続けていました。ところが、この度、夫が出て行き、離婚を迫られるようになり、夫婦間では、全く話し合いが出来ないため、どうしたら良いかというご相談でした。

夫婦間では全く話し合いが出来ないということでしたので、離婚交渉代理としてご依頼を受けました。夫からの暴力は日常的にあるわけではなく、過去に数回、突発的にあったもので、現在は落ち着いているということでした。また、お互いに離婚することについては、合意しているとのことでしたので、依頼者が新生活を営むための転居費用（扶養的財産分与）や、暴力による慰謝料を含めた財産的な解決の点が主な争点となりました。当初、夫は暴力については、お互い様という面もあるとのことで、慰謝料負担について難色を示していましたが、交渉を続けることで、慰謝料を獲得することもでき、無事に離婚が成立しました。